事務局長の山本です!
去る8月7日から8日にかけて、台湾を襲った
台風8号は、
過去50年間で、最悪の被害を台湾南部にもたらしました。
死者数も600名以上と、大変な被害を出しています。
先日、ジャーナリストの
平野久美子さん(写真)から現地の情報をいただきました。
実は、80年以上も前に台湾南部で地下ダムをつくり、現地の人たちに、
大変感謝されている鳥居信平氏が、袋井市出身だったために、
いろいろなご縁のおかげで、7月中旬に台湾の屏東県の県長(県知事)や、
県政府の方々をお招きして、その鳥居さんの胸像除幕式を行ったのでした。
その式典の模様などについては、こちらをご覧下さい。 (記事は、下の方にあります)
http://yamamoto0216.hamazo.tv/c548473.html
その屏東県の被害が、相当なもので、
「鳥居信平氏が、つくった地下ダム周辺でも、大きな被害が出ている!」
との報告をいただきました。
心配はしていましたが、「やはり・・・」でした。
上の写真は、80年前に、鳥居氏がつくった地下ダムに関係する施設の一部です。
屏東県では、農業土木遺産として、大切にされていたものなのですが、
台風の被害は、この施設にも無残な傷あとを残していました。
私は、一度現地を訪れているだけに、
この被害のすさまじさが分かります。
堤防が完全に流されてしまったんですね。
周辺への被害も、大変なものでしょう!
ただ、
地下ダムの機能は、失われておらず!
地域住民への水 (清流)の供給はそのまま続いているとのこと。
またこのことで、
「鳥居信平氏の功績に対する評価が、さらに高まっている!」
とのことでした。
詳細については、平野久美子氏のホームページをご覧になってください。 ↓
http://www.hilanokumiko.jp/webroot/02_topics/index_014.html
そこで、
NPO法人 静岡県災害支援隊 として、
台湾、屏東県への義援金を集める! ことを、決定しました。
まあ、災害支援隊っていうくらいですから、当然といえば、当然の行動です。
そして現在、袋井市では、この地下ダムを含め、台湾の屏東県への
訪問団をこの11月に送ることを予定しています。
この訪問団に、義援金を直接、手渡していただくように、
遅ればせながら、活動を開始したいと思います。
詳細は、またこのブログにて!